隣のカップル
こうこ

萌え女と秋葉系男
「俺学生の時はバスケしててさ」
「えーかっこいい。もてたでしょう?」
「そんなことねえよ 彼女いたしさ」
「そうなんだ何人くらいと付き合ったの?」
「えー覚えてねえ」 
「えーーそんなに付き合ってたの?」
「短い付き合いとかだったからさ 俺すぐ飽きるし」
「えーじゃあアキちゃんのこともすぐ飽きるの?」
アキちゃんは自分のことである

「うんなわけねえだろ」
男がアキちゃんの頭を撫でる

「もう たっくんたら」

そのたっくんがトイレに席をたった時
アキちゃんは携帯で他の男と電話をして待ち合わせていた
アキラがどうたらこうたら・・・
彼女の中では今一人でケーキを作っているとゆうことになっている

私の心の中でチャラリーンと馬鹿みたいな音がなった
人が驚ろきそれを口に出せないとき
自分の中で音を作ってしまう
これは新しい発見だ

人は心の声を持っていて良かった
そう一人で納得しながら私はコーヒーを口にした

そして外を見れば雨がザーザーと降っている

 チャラリーン・・・


自由詩 隣のカップル Copyright こうこ 2009-01-29 13:49:29
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