空とクジラの事
プル式

空というものに
きっと知らない世界があると
雲の大きな
さかさまの地面をけって
落ちてきた
僕が笑っているので
なんだか
ほんとうに
なんだか
スぅっと遠くに
泳いでいくクジラになって
空に帰りたいなと
思うのです。


自由詩 空とクジラの事 Copyright プル式 2009-01-25 10:53:39
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