痣
ゆうと
自由なんて
そう、
限られていて
ぼくはばかみたいに
浮かれていて
そう、
・
きみ、
いまここは
なんだとおもってる
ぼく、
いまここは
うちゅうだとおもってる
だから
じゆう
いつか
おわる
じゆう
・
しぬことは
かんたんだ
それなのに
ぼくはなぜ
いきている ?
・
遊びは終わりだ
チャイムが鳴るよ
きみはいつまで
帰りたくないって
泣いてくれるんだろうか、
・
笑い飛ばしたら
死刑っていっても
きみはおとなになるんだろう
おとなになってしまうんだろう
・
白いシーツに
青いインクが
ひろがっていく
ひろがっていくよ
ぼくはそれを
じっと見ていた
目がつぶれそうになるくらい、
ぼくはそれを
ずっと見ていた
ぜったい消えなくなるくらい、
・
きこえてる?
おぼえてる?
笑い飛ばせば
死刑だよ