夢
くぼた
かれは夢を見ていた
かれは生まれて
生きていた
ただ生きているだけ
それで十分だと
思っていたのだが
そうではなかったのかも知れないと
気づいたところで
目が覚めた
夢の内容は
覚えていない
なみだも
流れていなかった
自由詩
夢
Copyright
くぼた
2009-01-13 18:29:42
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