Sun Lie 's‐サンライズ‐
愛心

気づいてる?

貴方は気づいてる?

こんなに月が綺麗だと
空の下 ワルツを踊りたくなるね


悪戯っぽい笑顔を浮かべてる
貴方は気づいてるの?

夜の中歩く今も
つながれた掌の熱に
わたしは意味を繰り返すんだ

疑うことは慣れてるから
信じることは苦手だから
それでも

嘘でもいいから

貴方を信じてみたくなった

わたしにとって貴方ほど
信じられた人はいないから

世界の意味を忘れてた
わたしの意味を消していた

明けることのない闇の上で
月明かりの下
すべてを騙して生きていた

わたしの中の醜いものに紛れてた
心を見つめて
ねえワルツを踊ろうか?

調子はずれな触れ方をした

下手くそな喜び

踊るよ
何でもいいよ
月の夜に目覚めたんだ

貴方に出逢って











自由詩 Sun Lie 's‐サンライズ‐ Copyright 愛心 2009-01-12 18:50:44
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