君はまっすぐにのびていった
kiriko

いつも見ていたまるみ
目の前にくっきりとした円
そしてひとり人や心を求めて君は
手をのばした わだかまった体から
空の向こうへと 指先をのばしていく

行くほどに回りで
雲たちがたくらむけれど
前へ とにかく外へ出ていことにした
あの日見ていた希望に向かって

みはるかす 空の光へ
立ち止まっている私を
留まることなく君は真っすぐにのびていった
私がヒモノの体にかわいていても
気にすることなくすすんでほしい


自由詩 君はまっすぐにのびていった Copyright kiriko 2008-11-18 12:54:28
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