秋の夜に
ようちゃん

盲目めくらのまなこに日は落ちて
夜のとばりが垂れこめる

夜のしじまはゆらぎだし
月の明かりを浴びました

なまめく霧のあやしさに
おぼろな姿態がゆれうごく

目元ばかりがやさしくて
それがなんでかわからずに

あやしくゆがんで見えるのです


自由詩 秋の夜に Copyright ようちゃん 2008-10-25 14:49:43
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