夕日が落ちて
猫のひたい撫でるたま子

ここは8階

誰の害にもならないタバコを捨てて

ベランダから隣の人が飼ってる鳥が見える

私が飼っていた鳥は死んでしまったから、もう鳥を飼うことはない

誰かを愛したいと思っても、愛されると愛せない

愛してみると、愛されない

追いかけっこはいつも一人

同じ景色をみて、二人ぼっちで、それでも寂しくならない人といつか会えるのだろうか

終わらないのは夢を見すぎてるだけ

私の世界はいつでも一人


自由詩 夕日が落ちて Copyright 猫のひたい撫でるたま子 2008-10-22 18:35:29
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