創書日和「声残。」
狠志

僕の脳裏に落書きしたのは、誰ですか。

もう、男か女かわからなくて。

どうして、こんな落書きをしたのでしょう。

いくつも、いくつも。

塗り重なれて、最初に書かれたコトバはわからなくて。

けれど、消せないそれらはたまに浮き上がって。

心を撃つ。

涙に濡れて、また浮き上がる。

笑顔に触れて、また浮き上がる。

ほら、こうしてる内にまた増えちゃったよ。

どうせなら、綺麗な落書きをお願いしますね。

綺麗な、声で。




自由詩 創書日和「声残。」 Copyright 狠志 2008-10-22 02:45:40
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