海で死んだ新聞記者
詩集ただよう

ピーターパンにレイプされた少女に話を聞いた
彼のペニスにはパールが入っていて私の空洞の濡れた壁と舐め合うのらしい
少女はこうも言っていた
もうだめだ
ひと息ついて
煙草でも吸おう

明日はビーチに行く予定だったが、明日までに原稿をまとめあげられそうもない
彼らはまたいつものように集まりに行けない私を叱咤してくれるだろうか
ニシオカは二人目の女の子が産まれたと言っていた
スドウも遂に海岸沿いに小さな診療所を構えたのだった
彼の予てからの夢だった
ちょうど昨日、明日の海の近くに流れ星が墜落したと聞いたが
彼らのことだ、きっと楽しむ
私もきっと笑うだろう
これが終わったら辞表を書こう
完成したこれを持って、二人にボードも買いに行こう


自由詩 海で死んだ新聞記者 Copyright 詩集ただよう 2008-10-10 00:38:19
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