性善説
灰色の夢の中

俺はどちらかと性悪説
本音を言えば人間はある程度の基本はあっても
生まれてきた時には
完全に悪とか完全に正義とかは無くて
きっと中心よりだと思う
残りは環境によって決まると思う

人間の良心に任せるから
法律に自由な部分がある
悪い事をすると分かっているなら
その部分を厳しくする事になる
だが最近は逆に
悪い事が起きたから
新しい法律ができるパターンが多い
同じような犯罪が起きないように
法律が追いかけていくような形だ
起きてしまった犯罪にはどうしようもない

性悪説で考えると
法律の下で統制して
自由を持たせないのが
一番平和な社会という考え方になる
だが現在は
法律のないところでは割と自由はある
逆に無くてもよさそうなところに変な法律がある
違うところで自由を縛られている感じがする

誰かが悪い事をするから他のみんなが迷惑するのは
いつだってそう
破防法もアキバの歩行者天国解除も
ストーカーの規制も振り込め詐欺も
誰かが悪い事するから法律が変わっただけ
自由を間違えてる奴らのせいだ

自由は迷惑をかけていいという事じゃない

ある程度はやはり
守るべきものは守って
それ以外は自由であるべきだと思う
性善説でも性悪説でも変わらない事
守れないならやめるべきだ

業者から接待されて
チェック甘くしてる農水省なんか
やめてしまえばいい
税金の無駄遣いだ
バレなければいいって
自由に対しても
法律に対しても
全く正しくないのは俺が言うまでも無い


散文(批評随筆小説等) 性善説 Copyright 灰色の夢の中 2008-10-06 02:12:17
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