ラブリー光合成
カエル男爵

港町にて箱に入り
眠ろうとしていた

メトロの船が
あなたを連れて行った夜

ずっと見ていた
小さな光

あれから
光合成を求めて
もがいた日々

傷だらけの背中
涙を流す心臓

私を無敵にする
光を照らしたのは

やはり
あなたでした


自由詩 ラブリー光合成 Copyright カエル男爵 2008-09-17 01:20:08
notebook Home 戻る