奇跡
草野春心



  見つめている。
  青空の……
  只、
  たった一点を。



  そこから
  只、
  たった一滴の
  雨粒が
  落ちてくるのを
  見ることができたら
  ……僕はうれしくて
  死んでしまうかもしれない。



自由詩 奇跡 Copyright 草野春心 2008-08-26 00:33:55
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