それは…
長谷川智子
プルルルル‥
あ、美玖からだ。久々に何だろ?
「アキ?おひさ。げんき?」
「まぁ・・ね。ミクは?」
「(^皿^)v」
「だ、ろうな」
‥らしいな
…
美玖からおもむろに
「もう時効だから、ぶっちゃけ‥」
「ん?」
「あの・・学ランの・・」
「・・あぁ」
思い出した。
遠くへ越すまえの片付け中に出てきた学ラン
金色の痕跡はない
たしか‥式んとき初めに美玖が
「胸んとこのくれる?」
軽くちぎって渡した「ぉらょ」
まぁ、こんなんだったか
「…じつは、あれ、リョウタに渡してたんだよ。アイツ、アンタにマジだったから」
・・・・・。
「え!? いま何てっ??」