空想世界
ポッケ


「とりいそぎ水琴窟を送ります、異境の夏を静寂しなさい。」


白昼に虹色柳が揺れるとき僕たちだけのワインを注ごう


柱撫でいつ帰るのと訊く枝に右肩上げて焦らした鳥居


薄闇の草の陰から跳びはねた王子あなたは第何王子




短歌 空想世界 Copyright ポッケ 2008-08-03 01:17:43
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