夏の金魚
ましろ

夕方の、くっきり輪郭がきわだった木々を見上げる。
この頃みつけた、夏の楽しみ。

きちんと呼吸して泳いでいた。木々の間。

でも、
やっぱり
暑くて暑くて 姿勢が崩れてきた。
ぼやけて滲んでしまいそう。



夏祭りだ。
提灯が揺れている。


自由詩 夏の金魚 Copyright ましろ 2008-08-01 18:53:55
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