Gallery 112番 
服部 剛

ましろい部屋の空間で 
宙に浮いたペンが 
血と涙の混じった文字をノートに綴る 
開いた窓を仰いだ神保町の曇り空から 
誰かの涙がひとつ、落ちて来た。 
  


自由詩 Gallery 112番  Copyright 服部 剛 2008-05-26 01:24:52
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