そして
Etuji

雲のさけめへ
わたしの鳥が飛ぶ

バス停のベンチで
その人は彫像のようだ

まちつづける不安が
長い水路をながれてゆく

ふいに顔をあげて
蘇生する花


生きるために生まれてきたのだ。


自由詩 そして Copyright Etuji 2008-05-20 21:32:43
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