気がする機械
十二支蝶

爪で弾いたなんでもない音は
足を両手に換えて叩いている

そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく

もうすぐ私の頭を撫でてくれた果汁がやってくる
聞き飽きた私の詩を聞いてくれる

なにもないこの夜にこれたちは
汚い星しかみえていないのだろうか

爪で弾いたなんでもない音は
足を両手に換えて叩いている

そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく

そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく



自由詩 気がする機械 Copyright 十二支蝶 2008-05-18 18:13:50
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