ペチュニア
しろう


絹のペチコートの恥じらいで
揺れるペチュニア
私がおまえを摘み取る時、
断末魔の叫びのひとつも
上げて見せよ

傷痕残るこの右拳を
雌しべの涙で染めうるならば








自由詩 ペチュニア Copyright しろう 2008-05-14 23:55:07
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七行詩