レストラン
たもつ
レストランの隅々に
手、枝、へと連なる不ぞろいの断面
戦車のキャタピラーは雨上がりの
ふとした地面を踏み固め
人の背中は人を定義しない
使い古した嘘
のように、また息を継ぎ足して
水の菓子を口に含む
自由詩
レストラン
Copyright
たもつ
2008-05-08 15:36:57
縦