眠り
成澤 和樹

水面に映える空の眺め

天を仰いで目に入る景色

どれほどの違いがあるのだろう

それすらも満足に答えられない


僕は仮定と固定観念によって彩られた世界にいる


雲は流れてゆく

最早何も考えられない

そうして時は過ぎてゆく

世界は僕を騙す

僕はそれに甘える


分からない 明確でなくていい


弄んだ悩みの温もりの中

ずっと眠っていたい


自由詩 眠り Copyright 成澤 和樹 2008-04-15 23:11:05
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