高島平いんそむにあ
紅林

満月に映える団地の鉄格子 その荘厳さバスティーユにも似て


百幾の魂を吸う土の上 色鮮やかに夜桜ぞ咲く


息子散る場所に両親夜毎来て手向けるコーヒー
湯気立ち上る


短歌 高島平いんそむにあ Copyright 紅林 2008-03-28 05:36:52
notebook Home 戻る