絶望
草野春心



  世界にはトートロジーがあふれている



  僕が孤独を選んだ日
  君は化粧を点検していた
  他のことは知りようもない



  詩とは虚しいものだ
  哀しみはどこまでいっても哀しみにすぎないのだから



  でも君に言いたかった
  僕だって君なんだと




自由詩 絶望 Copyright 草野春心 2008-03-28 00:45:21
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