クロノスが通り過ぎる
信天翁

       待ちわびていた知らせがやっときた
            テレビの気象予報士から
「きょうがことし最後の寒気団となるでしょう」と

            うれしいがホントかなぁ
      よく寒の戻りと裏切られてるからなぁ

   でも そういう変化に富んでるってぇことが
            ウラノスに寵愛されてる
       宇宙の星の宿命なのかも知れないょ

                  そういえば
     ゆめとあきらめが呼吸をくりかえすなか
            希望と期待は角がとれて
        意地悪な北風もまるくなってきた
                     なぁ


自由詩 クロノスが通り過ぎる Copyright 信天翁 2008-03-09 21:11:35
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