したごころ
吉岡ペペロ

おまえを抱きたいと思うことが

したごころというものなのかな

さびしいときおまえの恋愛の話

べつに聞きたくなんかなかった


小暗い森のなかで

その瞳

その鼻梁

その唇を奪うのだ


おまえを抱きたいと思うことが

したごころというものなのかな

さびしいときおまえの恋愛の話

べつに聞きたくなんかなかった


自由詩 したごころ Copyright 吉岡ペペロ 2008-03-04 02:44:42
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