創書日和「遺書(仮)。」
狠志

僕が君に愛されてるうちに。

死んでしまいたい。
君のココロに、深く大きな
傷が遺れば、
僕が居た証拠にもなるし、
一生愛されるんじゃないかなって、
バカなことも考えちゃう。

この前のデートで履いた靴を、
ならべて、君にメールする。
[愛してるよ。]
君の返信はいつも早くて、
[知ってるよ。]
僕を簡単に引き付ける。

この遺書は、何の為に有るんだろうか。
この愛は、何の為に在るんだろうか。
いつも、いつも君に会いたくなって。

生きてしまう。


自由詩 創書日和「遺書(仮)。」 Copyright 狠志 2008-01-25 13:32:26
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創書日和、過去。