廃墟と出逢う
プテラノドン
枯れはてた屋上。
フェンスすれすれに、
ジェット機が飛んで行くのが見える。
君臨する夜に向かって、
いい加減に手を振った。
握り潰すように
掌にはスプレー缶があった。
それで
夜から色は無くなった。
気持ちを伝えるには、
ちょうどいい。
自由詩
廃墟と出逢う
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プテラノドン
2008-01-24 23:29:19