X'mas
しろう
深い藍を伴った夕霧はルリスズメダイの色
イルミネーションは腐臭のする街灯の影を逸らす
架せられた子への賛美歌は誰しもを赦す
だが、その子ひとりを守ろうとはしない
誰だって誰かの命を救いたいと願っていて
つまり、魂ひとつ受け入れることなのだろう
今宵も明日も雪が降るか、なんて知ることはない
自由詩
X'mas
Copyright
しろう
2007-12-25 21:37:10
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七行詩