夢…それでも幸せ
@ショコラ

ファンに囲まれた彼が私と二人でその場を離れる…

二人がいる場所は車の中…
こんなチャンス滅多にないので私はサインをしてもらおうと色紙を探す…
いつも、とりあえず持っているはずの色紙が見つからない…

カメラがある事を思い出しツーショット写真を撮る
手をおもいっきり前に伸ばして…
でも中々ピントが合わない…
フレームに二人が収まらない…
頬っぺたがくっつきそうになる位接近した二人の距離…
そして…幸せすぎて…

ディナーショーの時間が近づき車を下りる
彼が「もう少し時間があれば…答えが出せたのに…」と呟く

彼と腕を組み雑踏の中急ぐ…
皆が見ているけど彼は平気…
私の方が照れ臭い…

ディナーショーが始まり舞台から私を見つけた彼が視線を合わせる…

そして…夢から醒めて
夢…それでも幸せ

《07-12-19》作


自由詩 夢…それでも幸せ Copyright @ショコラ 2007-12-20 00:26:22
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