モノローグ
信天翁
寒椿の深紅を映している
モノトナスな庭に こだまするのは
絶え間ないタナトスの呪文と
透明な四次元におののく血のなかの声
DoCoMoの鉄塔を透して見上げれば
虚空は師走の装い そして
もがりぶえの横暴にもかかわらず
宇宙のせせらぎが聞こえてくるとは
自由詩
モノローグ
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信天翁
2007-12-17 20:52:06
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