それでも地球はへこんでる奴らを足蹴にして回っている
ピッピ




現代詩フォーラムは試薬クスリ 日本語を知ってしまった僕らのための




明日からは飼い犬として生きていく これも決して容易くはない




あん時ね、蚊に刺されたの、夏終わるまで消えなかった、あんたみたいに、




ルービックキューブ6面揃うまで向こうの部屋で泣いてていいよ




慰めることじゃないだろ欠損を分け合うぼくらに必要なのは




もう厭だ、消化しきれないかなしみ で 漕げるペダルで辛うじて生きる




この崖はぼくを殺してくれるかな はじけ飛ぶ血が空みたいなら




つま先がプールの底のみずいろに恋して沈むバタ足のあし




全部嘘 でもあることにしときたいこのかなしみやいたみのたぐい




凸と凹みためそのまま満たされた時には口になって愛する




「きみの持つさくらクレパスは青ばかりぼきぼき折れているけどなんで?」







短歌 それでも地球はへこんでる奴らを足蹴にして回っている Copyright ピッピ 2007-12-17 01:24:43
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