追芯メール
揚羽 欄符
AM4時
揺れ動く時間に
プレゼントを食べました
オレンジのろうそくに
渇望して
溶けていく 温もりの
輪に入って
暖をとろうとしたのです
舵を 探しました
一人乗りのボートが
生クリームに沈む 前 に
何とかしようと
何とか顔を差し上げたはず、なのですが。
紫帯びた消炎が
歳を経るごとに煙たくなるので
私はまた あのぬるい毛布を
求めて
ホールケーキを投げてやろうと
思ったのですけれど
部屋が汚れるので
病め て
憤りと焦り を抑えることが出来たのです。
生クリームが
生クリームの
甘さに耐えられなくて
絶えられなくて
揺れたロウソクの中に
星を 流して みる と
いくつも流れた事情は
AM4時半頃
誰にも知られずに
世間に溶けていきました
朝に隠して
今、を
迎えるために
そろそろと
アラームが準備を始めます。
顔を洗って出かけます。
装身、
ソウシン、追 伸
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