恋慕小説
皆川朱鷺
冷たい温度で滑り込む。pianoの音で涙する。
這う指の、意味を形を、記憶する。
言葉鳴り、零れ落ちれば、悲しい哀しい、凍る瞬間。
泣く事と、自傷だけで、生き抜ける?
恍惚に身を任せれば、記憶の抹消実現可能…?
頼むから、私を海に還してよ。
自堕落な追突、重ねれば美しい花弁を身に纏う。
忘却に潜水、あと一呼吸で、世界は終わる。
短歌
恋慕小説
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皆川朱鷺
2007-12-14 13:50:39