パラシュート/ラヴ・ラヴ
nm6
宵にまかせてヒートアップして散々の
暗い今日の芸術とやらなんとやら
パラシュートが美しいと思ったきみはどうですか
ここんとこ
エスカルゴ、巻いて
ガムラン、さよなら、どうしてかこの心の中央に響く
ビールが2本目で、ぼくらは日本人で
忘れてしまったのはきみのことだったか
さよなら、
ぼくは恋がしたいと思っていて
きみはどうかなと考えている
ぼくはどうにも乗ってこなくて
きみはどうかなと考えている
夜、
ただつらつらとヒートアップして散々の
明るい未来の生活とやらなんとやら
ギターケースが美しいと思ったきみはどうですか
エスカルゴ、巻いて
*
フォルム、思い出す
その、
フォルム、
さよなら、して
ぼくの元にきてもよくわからないのだ
ぼくの元にきてもよくわからないので
苦しいとか
楽しいとか
笑えないとか言ってみる
さよなら、
*
きみが隣で寝ていてぼくは仕事がはかどった
どうしていいのかは完全にわからないけれど
宵にまかせてヒートアップして散々の
ぼくらはどちらも、つまらないほどまんまるな月の下で眠っている
哀愁、高揚、ザ・ラヴ
パラシュートが美しいと思ったきみはどうですか
きみは、どうですか、
オディレイ、
自由詩
パラシュート/ラヴ・ラヴ
Copyright
nm6
2007-11-26 23:59:17
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