街角
beebee



じっと
立ち止まっていても、
誰も
呼びかけてはくれやしないさ。
都会の
町の
一角で
それでもふと立ち止まる一瞬、
誰かが自分を呼んでいると思う。
それが
誰なのか
分かればいいのに。
ぼくはいつも一人で立っている。

立ち止まるぼくを越えて
流れていく人の波。
街角。
 


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自由詩 街角 Copyright beebee 2007-11-24 21:33:35
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純情詩集