心象風景からの脱却
狩心

大空の広がる屋上も、
そこを飛ぶ飛行機も、
カッターシャツの影も、
檻に思える、

例えば、煙草を1本2本と吸う事が経験ならば
投げ捨てるわけにはいかなかった。

高い山も地球のまるみに負ける、
広大で優しい世界もまた、檻か、

安っぽい言葉で言うならば、
見えるものが全て、心象化される
真実という虚無か、

救いがあるとするならば、
私たちの行動の中に


自由詩 心象風景からの脱却 Copyright 狩心 2007-11-14 10:48:08
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