code name "PLANT#7"
000

第七プラントに雪が降って
君の身体は灰に埋もれて
工場長は手錠に繋がれて連れて行かれて
世界はどんな顔で包まれたんだろうね
地下鉄の温い風に無音がよく似合う

第七プラントに水が流れて
君の精神は焦げて消えて
工場長が死刑台に登る日を待ちこがれていて
世界はどんな声に溢れているんだろうね
マンションの静寂に無表情が溶け出した


自由詩 code name "PLANT#7" Copyright 000 2007-10-21 10:43:29
notebook Home