希望の欠片
1486 106

涙一つ零れ落ちて

水溜りに広がる波紋

何度後悔を重ねても

繰り返してしまう悲しみを

すべて抱きしめて生きていけるほど

この両腕は強くはないけど


雨上がりの空に架かる虹

ビルの谷間に輝く夕陽

一つ一つの景色に込められた

希望の欠片を拾い集めたら

果てしなく続く長い道程も

振り向かないで歩いていけるから


自由詩 希望の欠片 Copyright 1486 106 2007-10-15 14:39:08
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