再び巡り逢い…
@ショコラ

      
たった三年で別れが来ると知っていたなら
私の全てを賭けて
貴方を愛したのに…
      
あの日から一歩が踏み出せなくて
流す涙すら枯れ果てて
行き場の無い哀しみだけが
そこらじゅうに転がってる
      
手を延ばせば
すぐそこに
貴方は居るのに
触れようとすれば
この手を摺り抜ける
      
温もりが恋しくて
眠れない夜は
涙の数だけ
哀しみを拾い集め
部屋の明かり落とし
朝まで想い出と遊ぶ
     
再び巡り逢える日が来たら
この部屋で待ち続ける
この愛を探してほしい

《2007.10.07》



自由詩 再び巡り逢い… Copyright @ショコラ 2007-10-13 01:33:19
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