母なる温もり
Rinka

暗闇の中、声を押し殺して泣いた。
誰にも聞かれないように。
誰にも知られないように。

けど、本当は気付いてほしかったんだ。
私の苦しみ、悲しみ、辛さを。

あなたに抱き締められ
『大丈夫よ』
と、頭を撫でてもらいたかった。
安心出来る所がほしかった。

ただ…それだけ。


自由詩 母なる温もり Copyright Rinka 2007-10-02 00:25:34
notebook Home 戻る