よつばばたけ
蒼穹

全てに疲れ果てて 涙を流す 君がいた
こんな自分には もう価値なんてないと呟いた
でも そんな涙を流せる心にこそ 価値は宿るんだ

目に映らないものばかりで 溢れているのは
交わらない二つの世界に 交差点を作ったのは

信じる心を 失くさないため

神様 広げた地図の上 人は人を 求めあう
境界線を越えて その先の 孤独の足跡を辿る
そして いつか そんな日もあったねって 振り返ろう

きっと見えるはず それぞれの よつばばたけ

未来に嫌気さして 涙を流す 君がいた
こんな自分には もう意味なんてないと呟いた
でも そんな涙を流せる僕らにこそ 意味は宿るんだ

手が届かないものばかりで 溢れているのは
繋がらない二つの想いが 今 一つを求めたのは

命のぬくもり 忘れないため

神様 広げた地図の上 人と人は 愛しあう
境界線を越えて その先の 孤独の抜殻を守る
そして いつか そんな日もあったねって 振り返ろう

きっと見えるはず それぞれの よつばばたけ


自由詩 よつばばたけ Copyright 蒼穹 2007-10-01 21:10:24
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