在った。
狠志

君という存在で、僕は成り立っていた。

僕という存在は、君が居なくちゃ成り立たない。

だけど、そのはずなんだけど。

君という存在は、もう僕の中から消えてった。

最初からなかったかと思うくらいに。

僕という存在は、何で成り立っているのだろうか。

どうして、どうして。

君が居なくて、生きてるんだろうか。

今も、こうやって。

君という存在が、僕を形成してくれたんだ。

もう、変えられないくらいなこんな僕に。

どうしようか。

どうしていこうか。

これからだ。



自由詩 在った。 Copyright 狠志 2007-10-01 01:18:54
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