犬の眼
服部 剛
ぎらぎらと
眼の光る犬が
飼い主に首輪をつながれ
通りすぎた
わたしもあんな眼で歩き
いつも空から
観
(
み
)
ている飼い主が
今日という日にそっと隠した
見えない宝を探したい
自由詩
犬の眼
Copyright
服部 剛
2007-09-28 20:47:10
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