詩のボクシング香川大会に対する個人的な感想
里欣
詩のボクシング香川大会に対する個人的な感想
本選に欠場選手が出たので、じゃんけん大会に参加した。
入場券¥300。
一昨年から三回も見に来た方ともお話しました。 審査に納得できないみたいです。
大阪からも予選落ちの青年もきた。じゃんけんも審査員もやらない、可愛く拗ねている。一方、出題傾向を必死に分析している。
正直に、最後の即興の詩は今ひとつ、未来の才能を感じていない。
審査員方の趣味は、健康且善良且保守的傾向が強い。
現代詩へ対する斬新な表現の意欲への熱さをあまり感じていない。
世間ってこういうもんかな。
だけど、これで詩の創作で自分をヘンに曲げたら、詩本来の意味からはずれるような気がします。
全国大会の審査員の傾向、審査当時のご心情も科学的に分析する必要もあるかも。
やはり途中抜け出して、ノーベル賞の白川教授と香川大の三人若手教授の講演にいったのは正解。最後に赤ワインお菓子をもらったのが嬉しい。講演会のことばは詩的だった。
教授たちが生き生きと語る。
こちらは入場無料。
この日のもう一つの収穫は20日発行された『国立公園』写真集上下を入手。
¥3600
幻想的な強烈な美しさ。
子どもの漫画4千円近く。
そこで、考えた。
活字離れ、理科離れ、現代詩離れについて。
自分のこれからの現代詩創作は、自分の直感を優先に、色々アートと自然と社会を観察研究し、内容や表現面の力を強くしたい。
詩のボクシングは自分の作品を世に送るありがたい機会であるが、唯一ではない