一行詩(十編)
板谷みきょう
痩せて死んだ駱駝でも 馬よりは大きいとは言うものの
朝から働き床に就くのは 午前3時過ぎ
再び会えた甘さに酔って 愚を繰り返す
目的を見失い 彷徨するは 精神か魂か
激しい雨を伴う 昨日の嵐
朗朗と歌い出づるは ヨイトマケ
会えるだろうと思って 聴いて欲しく
違いを認めて短所を補い 長所と関わる命を生かす
目ん玉は とっくに鳥どもに 奪われて
わかりあいの幻想を超える為に 知る孤独
自由詩
一行詩(十編)
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板谷みきょう
2007-09-19 22:26:00
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