inside out , the outside world
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国境を越えた辺りで
煙草に火を点けた
ダーツの矢さえ有れば生きてゆけるから
ガソリンが切れそうなことなんて
然して問題じゃ無い
ブーツが汚れて
真っ直ぐ進んだ先に雨雲が見えたんだ
雷が鳴いている
可愛い声をしていたら
何処の誰かも知らない奴に騙された
カーブは曲がれないし
トランプは苦手
泥水は流れて海までゆけるだろう
此の世界は果て無く続くのかな?
雨に打たれて考えていた
真夜中から降り続いているらしい
街を抜ける道路も何処かへ繋がる
其れも永遠に続くのかな?
煙草に火を点けて
知りたくもないことは忘れちまえ
エンジンを吹かして
水溜まりを撒き散らして
次はあの峠の小さな町までゆこう
あの女の顔なんて疾うの昔に忘れたんだ