僕はとほうにくれている
紅山「そわか」
僕はとほうにくれている
手術のまえの十分間
いっぷん
手を洗う
にふん
足を洗う
さんふん
きばしゃを着て
七分前のなみだ
じんせい と云うのは神様でも遠邦にくれるのですか?
ああ、わたくしは 私たちは 床までも とほほ。
ほしなんて・・ほしなんて・・・
大嫌いだ。
「すきだよと謂われて赤くなるなんて」
ほし、いいとこあるね。ふ。 つかれた。
おい等は なぜに とほうにくれる。
生きてて良かった。 1981年 現代詩手帳 1月号 ほしのりえこ
自由詩
僕はとほうにくれている
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紅山「そわか」
2007-09-15 13:49:13
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