入り日影
アプリオリ

バラバラなオレの個性を

一点の輝きと恍惚の色合いとともに





谷水(こくすい)の流れ

まさに澄み切った

この気持ちとともに




源流をたどる
ちょっと気取った
あいつの横顔とともに



贖いつづける僕の
懺悔とともに



いつの間にか
日が沈む

隈隈しくなったその時

私の心の懺悔は
メタ的に浸透しだす


いつか
セミの抜け殻を拾ってみたいとおもっていたが

またその季節もおわりに近づき

薄弱なこの根拠のない行為は

また来年に持ち越されることになるだろう







気持ちを整理して
また一歩




自由詩 入り日影 Copyright アプリオリ 2007-09-14 20:49:01
notebook Home