夜長。
狠志

涼しくなった、夜。

一人ぼっちで、部屋の中。

電気も消して、音も消して。

淋しさを、感じる。

どくどく、心臓の動きと一緒に。

こんな淋しい夜には、誰かとキスがしたくなる。

誰かしませんか?

そんな呟きも、夜の闇に飲み込まれる。

長い長い夜の、はじまりです。




自由詩 夜長。 Copyright 狠志 2007-09-13 02:34:48
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